想像以上のインド映画体験 - インディアンシネマウイーク(ICW)
タミル映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』、ヒンディー映画『オーム・シャンティ・オーム』、そしてテルグ映画『バーフバリ』。公開本数が少ない中で、日本の映画ファンに愛されたインド映画があります。インド本国では、極彩色の画面の中でヒーローが勧善懲悪に立ち向かうストーリーに、豪華絢爛なダンスシーンを盛り込んだ「マサラ映画」が相変わらず人気を博す一方で、近年ではダンスも勧善懲悪もない、新しい作風の映画も増えています。また、ヒンディー(ボリウッド)、タミル、テルグ、マラヤーラムなど、言語ごとに映画の特長が異なること、そしてまた必ずしも「インド映画=マサラ映画」ではないという事実は、日本ではそれほど知られていないかもしれません。
製作本数が世界一のインド映画には、多くの名作が日本に紹介されることなく埋もれています。インディアンシネマ・ウィーク(ICW)は、ヒンディー、タミル映画を中心に、埋もれてしまうには残念すぎる作品を選び、紹介します。色彩やダンスだけではない「想像以上のインド映画体験」を、ぜひICWで堪能してください。
12月29日更新:『銃弾の饗宴』上映延長(2019年1月4日〔金〕〜1月10日〔木〕 ) 詳細はこちら