監督:ナラン・クマラサーミ
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、サンチター・シェッティ、カルナーカラン
(2013年/タミル語 / 127分)

【ジャンル】
コメディ

<あらすじ>セーカル、ケサヴァン、パガラヴァンの失業3人組は、酒場で出会った小銭稼ぎの誘拐犯ダースから仲間に誘われる。彼独特の『誘拐のルール』をレクチャーされた3人は迷いながらも彼に同行、チームは次々と身代金目当ての誘拐を成功させてゆく。そこへある日、突如として舞い込んだ一発大逆転の儲け話。そのミッションが『誘拐のルール・その1』に反すると知りつつも、勢いで引き受けてしまった彼らは、案の定とんでもないトラブルに巻き込まれることになる。

<見どころ>大金ゲットの儲け話をめぐる騒動にピリッとスパイシーな風刺もきいた、ハイテンションなブラックコメディ。登場人物のキャラの濃さと予測不能のストーリー展開、その全編にただようシュールな香りがあまりにも斬新な、タミルニューウェーブの傑作。注目はやはり不思議系誘拐犯ダース、そして彼を演じるヴィジャイ・セードゥパティ。タミル屈指の性格俳優として作品ごとに全く違う顔をみせる彼の演技の、類い稀なるセンスを堪能したい。サントーシュ・ナーラーヤナンによる小粋でおしゃれなBGMも、本作のスタイリッシュな魅力を際立たせる。